化粧下地とフェイスパウダーのみでメイクは足りる?向く人と選び方・塗り方を解説

こんなお悩みありませんか?
- 朝のメイクにかける時間を短縮したい…
- ファンデを塗らないと「すっぴん感」や「手抜き感」が出ないか心配…
- 厚塗り感を出さずに、自然で薄づきなベースメイクに仕上げたい
朝の支度でファンデーションを塗る時間が取れない日や、薄い仕上がりで清潔感を出したい日に、化粧下地とフェイスパウダーだけで外に出てよいのか迷います。
ファンデーションを省くと日焼けや崩れが心配になり、反対に塗ると厚く見えるので、どちらを選ぶかは決めきれないのが実情です。迷いの原因は、化粧下地とフェイスパウダーがそれぞれ何を担っているかを知らないまま、ファンデーションの有無だけで考えている点です。
この記事では、化粧下地とフェイスパウダーのみでメイクを組む方法について、成り立つ理由と向かない場面、2品の選び方、崩れにくい塗り方を解説します。記事を読めば、自分の肌と生活に合う化粧下地とフェイスパウダーを選び、ファンデーションなしの日を迷わず作れます。
化粧下地に紫外線防止の表示があり、フェイスパウダーを皮脂の出る部分に絞ってのせれば、化粧下地とフェイスパウダーの2品だけで平日のメイクは十分です。
化粧下地とフェイスパウダーのみでメイクが成り立つ理由

化粧下地とフェイスパウダーの2品だけでも、ベースメイクに求める土台づくりと仕上げは満たせます。ファンデーションが担っていた役割のうち、色ムラを覆うカバーだけが抜ける形です。2品でメイクが成り立つ理由は、以下の3つです。
- 化粧下地が肌の表面を整えて紫外線と乾燥から守る
- フェイスパウダーがきめを整えて余分な皮脂を吸収する
- ファンデーションを省いて抜けるのはカバー力と油分だけ
化粧下地が肌の表面を整えて紫外線と乾燥から守る
化粧下地は、肌の表面をなめらかにしてメイクの土台を作る化粧品です。化粧下地の主な役割はファンデーションの付きとのりをよくして化粧くずれを防ぐことにあります。毛穴や小ジワの凹凸を目立ちにくくするメイクアップ効果と、乾燥や紫外線などの外部の刺激から肌を守るはたらきも備えています。
ファンデーションを塗らない日でも、土台づくりの役割は同じです。紫外線防止の表示がある化粧下地を選べば、日焼け止めの役目も化粧下地が兼ねます。肌の表面に膜を1枚作ることで、フェイスパウダーがのりやすい状態になり、ほこりや乾いた空気が直接肌に当たるのも防げる仕組みです。
フェイスパウダーがきめを整えて余分な皮脂を吸収する

フェイスパウダーは、メイクの最後にのせて仕上げる粉状の化粧品です。フェイスパウダーには以下の3つの利点があります。
- きめを整えて肌表面を均一でなめらかに見せる
- 余分な皮脂を吸収してテカリと崩れを防ぐ
- 油分を落ち着かせて後のポイントメイクをのせやすくする
化粧下地の上に直接フェイスパウダーをのせると、化粧下地の油分がフェイスパウダーで押さえられ、表面がさらりとした状態に変わります。テカリを抑える働きは、ファンデーションの有無に関係なく同じです。
ファンデーションを省いて抜けるのはカバー力と油分だけ
ファンデーションを省いて失われるのは、色ムラや赤みを覆うカバー力と、ファンデーションに含まれる油分の2つです。化粧下地のみでは肌の悩みそのものをカバーするには弱く、化粧下地とファンデーションを組み合わせることでそれぞれの機能が発揮されます。
カバー力と油分が抜けても、紫外線対策・乾燥対策・テカリ対策の3つは下地とパウダーが引き受ける形です。素肌の色ムラが気にならない日、または気になる部分だけをコンシーラーで隠せる程度なら、ファンデーションがなくてもメイクは成り立ちます。
化粧下地とフェイスパウダーのみにするメリット

ファンデーションを省くと、朝の工程と日中の手間が同時に減ります。化粧下地とフェイスパウダーのみにするメリットは、次の4つです。
- 朝のメイク時間が短くなる
- 重ねる層が薄いので化粧崩れが目立ちにくい
- 落とすときの負担が軽くなる
- そろえる化粧品が1品減る
朝のメイク時間が短くなる
ファンデーションを塗る工程がなくなる分、朝のベースメイクは化粧下地とフェイスパウダーの2工程で終わります。ファンデーションは顔全体にムラなく伸ばし、境目をぼかす作業に時間がかかる化粧品です。化粧下地とフェイスパウダーだけなら、伸ばす作業は化粧下地の1回で済みます。
出社前の支度に余裕がない朝でも、省かずに続けられるのが2工程の強みです。毎朝の工程が固定されると、仕上がりの差も小さくなります。
重ねる層が薄いので化粧崩れが目立ちにくい
肌の上に重ねる層が薄いほど、崩れたときの見え方は穏やかになります。化粧崩れの原因の一つとして厚塗りがあり、ファンデーションを過度に塗ると肌になじまずよれやすくなります。
化粧下地とフェイスパウダーだけのメイクは、皮脂や汗と混ざる層がもともと薄い状態です。時間が経ってフェイスパウダーが皮脂を吸っても、ファンデーションがよれて溝にたまるような崩れ方にはなりません。夕方に鏡を見たとき、直す範囲が小鼻や額の一部で済むのがこの組み合わせの利点です。
落とすときの負担が軽くなる

夜のクレンジングで落とす対象が化粧下地とフェイスパウダーだけになるため、洗い流す作業が短く済みます。落とす化粧品の層が薄い分、こすらずに落とせる軽さです。
肌の上にはもともと、皮脂と汗が混ざった皮脂膜があります。皮脂膜は肌表面からの過剰な水分の蒸散を防いでうるおいを保つ役割を持ち、不足するとカサつきと保護機能の低下を招くものです。落とす作業が軽く済むことは、皮脂膜を必要以上に取り去らないことにつながります。
そろえる化粧品が1品減る
ファンデーションを買わない分、ベースメイクのためにそろえる品数が1つ減ります。化粧品にかける金額を月1万円未満に収めたい方にとって、品数が減ることは予算の配分を楽にする要素です。
減った分の予算は、化粧下地とフェイスパウダーの品質に回せます。紫外線防止の表示がある化粧下地と、肌質に合うフェイスパウダーの2品に集中して選べる点が現実的な利点です。
化粧下地とフェイスパウダーのみでは足りない場面

化粧下地とフェイスパウダーのみのメイクには、向かない日と向かない肌の状態があります。化粧下地とフェイスパウダーのみでは足りない場面は、以下の3つです。
- 色ムラや赤みをしっかり覆いたい日
- 長時間屋外にいる日の紫外線対策
- 乾燥で粉が浮きやすい肌の状態
色ムラや赤みをしっかり覆いたい日
顔全体の色ムラや赤みを均一に見せたい日は、ファンデーションを重ねる方が確実です。化粧下地のみでは肌の悩みをカバーするには弱く、化粧下地とフェイスパウダーの組み合わせにはファンデーションの覆う力がありません。
写真を撮る予定がある日や、人前に出る時間が長い日は、この弱点が目立つ場面です。化粧下地とフェイスパウダーだけで済ませるのは、素肌の色ムラが気にならない日か、気になる部分をコンシーラーで隠せる日に限ります。
長時間屋外にいる日の紫外線対策

化粧下地に紫外線防止の表示があっても、長時間の屋外活動には日焼け止めとしての強さが足りない場合があります。環境省の紫外線環境保健マニュアルは、日常の洗濯物干しや買い物程度ならそれほど数値の高くない日焼け止めで十分とし、紫外線の強い季節に長時間外に出る場合は高い効果を持つものを使うよう案内しています。» 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」第3章
平日の通勤と屋内の仕事が中心なら、紫外線防止の表示がある化粧下地で十分です。休日に屋外で長く過ごす日は、化粧下地の前に日焼け止めを塗るか、その日だけファンデーションを重ねる判断が必要です。
乾燥で粉が浮きやすい肌の状態
肌が乾いている状態でフェイスパウダーをのせると、粉が浮いて見えます。化粧崩れの原因として、寝不足や手入れ不足で水分と油分のバランスが崩れやすくなる肌の状態が挙げられます。
ファンデーションの油分がない分、化粧下地とフェイスパウダーだけのメイクは肌の乾きがそのまま表面に出やすい状態です。朝の時点で頬や口元がかさついている日は、保湿を丁寧に済ませてからフェイスパウダーの量を減らすか、フェイスパウダーを皮脂の出る部分だけにとどめる対応が向いています。
化粧下地とフェイスパウダーのみで使う2品の選び方

化粧下地とフェイスパウダーのみで仕上げる場合、化粧下地とフェイスパウダーは見る項目を決めてから選びます。商品ごとの違いを自分で判断しにくい方ほど、順位や評価より先にパッケージの表示を確かめる方が失敗しません。化粧下地とフェイスパウダーのみで使う2品の選び方は、次の5つです。
- 化粧下地は紫外線防止の表示を最初に見る
- 化粧下地は肌質に合う機能で選ぶ
- 化粧下地の色は素肌の悩みで選ぶ
- フェイスパウダーは仕上がりの質感で種類を選ぶ
- 成分表示で気になる成分の位置を確かめる
化粧下地は紫外線防止の表示を最初に見る
化粧下地を選ぶとき、最初に見る項目は紫外線防止の表示です。ファンデーションを重ねない分、化粧下地が日焼け止めの役目を兼ねるからです。
紫外線防止の表示は、SPFとPAの2つで書かれています。日本化粧品工業会の解説によると、SPFは主としてUVBによるサンバーン(赤くなる日やけ)の防止効果を表し、数値が大きいほど防止効果が高くなります。» 日本化粧品工業会「気になる紫外線用語CHECK!」
PAはUVAの防止効果を表し、PA+からPA++++の4段階で、+の数が多いほど防止効果が高い表示です。平日の通勤と屋内の仕事なら、表示の数値は高すぎなくて構いません。
環境省の紫外線環境保健マニュアルは、日常生活(散歩・買い物など)ではSPF10〜20・PA+〜++程度で十分とし、日焼け止めと表示されていなくても日中用の乳液やクリームでSPF・PAが表示されているものも有効としています。» 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」第3章
店頭ではまず、パッケージの表面か側面にSPFとPAの表示があるかを確かめるのが第一歩です。
化粧下地は肌質に合う機能で選ぶ

紫外線防止の表示を確かめたら、次に肌質に合う機能を見ます。化粧下地の機能は以下のとおりです。
| 下地の種類・機能 | 特徴・主な役割 | 向いている肌の状態 | パッケージで見る言葉 |
|---|---|---|---|
| 皮脂吸着型 | 皮脂吸着成分が配合され、テカリや崩れを防ぐ | 昼過ぎに額や鼻がテカる(脂性肌) | 皮脂くずれ防止・テカリ防止・皮脂吸着 |
| 保湿型 | 保湿成分が配合され、乾燥やつっぱりを防ぐ | 日中に頬や口元がつっぱる(乾燥肌) | 保湿・うるおい・美容液成分配合 |
| 2種類の使い分け | 部位ごとの肌悩みに合わせて塗り分ける | Tゾーンはテカリ、頬は乾く(混合肌) | 上記の両方 |
| UVカット機能 | 紫外線から肌を守る | 日中の日焼けを防ぎたい | SPF・PA表示・紫外線防止 |
| トーンアップ・コントロールカラー | 色味でくすみや赤みなどを補正する | 色ムラ・くすみ・血色感が気になる | トーンアップ・カラーコントロール |
| 質感調整 | パール入りでツヤを出したりマットに整えたりする | 好みの肌印象(ツヤ肌/マット肌)に仕上げたい | パール配合・グロウ・セミマット・マット |
脂性肌はくずれにくいタイプ、乾燥肌はうるおい重視を選び、季節や日によって肌の調子が変わる方は複数タイプを用意することをおすすめします。1本で済ませたい方は、自分の肌で最も困っている症状に合わせて1種類を選びます。
化粧下地の色は素肌の悩みで選ぶ
ファンデーションを重ねない場合、化粧下地の色がそのまま仕上がりの色になります。色つきの化粧下地は、覆うのではなく色を補って素肌の見え方を変える化粧品です。
化粧下地の色の選び方は、素肌で気になっている点から決めます。色味の分類は、ベージュ系・ピンク系・パープル系の3つです。赤みや色ムラを落ち着かせたい方は素肌の色に近いベージュ系、顔色が沈んで見える日が多い方はピンク系、肌を明るく見せたい方はパープル系が候補になります。
色つき化粧下地は手の甲ではなく、あごの下やフェイスラインに少量つけて首の色と見比べます。首との差が目立たない色なら、フェイスパウダーをのせた後も顔だけ浮いて見えない仕上がりです。
フェイスパウダーは仕上がりの質感で種類を選ぶ
フェイスパウダーは、粉の形状で仕上がりが変わります。固形に押し固めたプレストパウダーは密着度が高くしっかり肌につき、カバー力やマット肌を求める人に向き、持ち運びやすい形状です。粉のままのルースパウダーは軽いつけ心地で、透明感やふんわりとした肌印象を求める人に向いています。
フェイスパウダーの形状と道具の組み合わせでも、仕上がりは別物です。プレストにパフでマット肌、プレストにブラシでソフトな印象、ルースにパフでベールをまとったような肌、ルースにブラシで最もナチュラルな仕上がりになります。
化粧下地の上に直接のせる使い方では、ルースパウダーをブラシでのせる組み合わせが薄づきに向いています。テカリが強い方は、皮脂の出る部分だけプレストパウダーをパフでのせると、密着して崩れにくい仕上がりです。色は透明タイプか、化粧下地の色を変えない淡い色を選ぶと、化粧下地で整えた色がそのまま残ります。
成分表示で気になる成分の位置を確かめる
肌に合うかを見極めたい方は、パッケージ裏の全成分表示で、気になる成分がどの位置に書かれているかを確かめます。厚生労働省の通知「化粧品の全成分表示の表示方法等について」は、成分名の記載順序を製品における分量の多い順と定めています。» 厚生労働省「化粧品の全成分表示の表示方法等について」(平成13年3月6日 医薬監麻発第220号・医薬審発第163号)
分量の多い順に書くと定められているため、表示の後ろにある成分ほど配合量が少ないと判断できます。
アルコールの量を抑えたい方は、表示の中で「エタノール」がどの位置にあるかを見ます。前の方に書かれていれば配合量が多く、後ろの方なら少ない製品です。紫外線防止の成分について環境省のマニュアルは、日焼け止めに含まれる成分はすべて容器などに表示されており、何が入っているのかを調べられると説明しています。» 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」第3章
皮膚の敏感な方用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含むものが多く「紫外線吸収剤無配合」「ノンケミカル」といった表示がされています。表示の言葉を手がかりに候補を絞り、初めて使う製品は腕の内側などで試してから顔に使いましょう。
化粧下地とフェイスパウダーのみで崩れにくく仕上げる塗り方

化粧下地とフェイスパウダーのみのメイクは、工程が少ない分だけ1工程ごとの丁寧さが仕上がりを左右します。化粧下地の量とフェイスパウダーをのせる範囲を決めておくと、毎朝同じ仕上がりになります。化粧下地とフェイスパウダーのみで崩れにくく仕上げる塗り方は、以下の3工程です。
- 洗顔と保湿を済ませて肌をなじませる
- 化粧下地をパール粒大で5点に置いて伸ばす
- フェイスパウダーは皮脂の出る部分から順にのせる
洗顔と保湿を済ませて肌をなじませる
化粧下地を塗る前に、洗顔と保湿を済ませて肌を落ち着かせます。朝の肌準備の手順は、次のとおりです。
- 洗顔料を泡立てて、寝ている間の汗と皮脂を落とす
- 化粧水を顔全体になじませる
- 乳液を重ねて、手のひらで軽く押さえる
- 肌の表面がべたつかなくなるまで待ってから化粧下地に進む
保湿が肌になじむ前に化粧下地を重ねると、化粧下地がすべって密着しません。表面に油分が残っていると感じたら、ティッシュを軽く当てて余分な油分を取ってから化粧下地に進みます。
化粧下地をパール粒大で5点に置いて伸ばす

化粧下地は、量を決めて塗ります。化粧下地の使用量は全顔でパール粒大が目安で、乾燥肌の方は適量を使いながらムラにならないように少しずつ追加するのが基本です。
化粧下地の塗り方の手順は、次のとおりです。
- パール粒大の化粧下地を手の甲に出す
- 両ほお・ひたい・鼻・あごの5点に置く
- 顔の内から外に向かって伸ばす
- Tゾーンはやや薄めに伸ばす
- 何もついていないスポンジで全体をなじませる
最後に何もついていないスポンジでなじませる工程で、厚塗りを防いで密着度を上げられます。ファンデーションを重ねない日は化粧下地の境目がそのまま見えるため、髪の生え際とフェイスラインは指で薄く伸ばしてぼかすのが基本です。赤みや色ムラが気になる部分は、化粧下地の後にコンシーラーを少量だけ置いて指でなじませます。
フェイスパウダーは皮脂の出る部分から順にのせる
フェイスパウダーは、顔全体に均一にのせず、皮脂の出る部分から順にのせます。フェイスパウダーは全顔均等にのせすぎないように塗布範囲をしぼりましょう。Tゾーン・眉・目周り・小鼻などテカリやすいパーツ中心に塗布して、その他の部分は少なめにします。
フェイスパウダーの塗り方の手順は、次のとおりです。
- パフまたはブラシにフェイスパウダーを取り、手の甲で余分な粉を落とす
- 額・鼻・小鼻・あごの順に、押さえるようにのせる
- 目の周りと眉の周りに、薄くのせる
- 頬と口元は、ブラシで軽くなでる程度にとどめる
頬と口元は乾きやすい部分です。フェイスパウダーを厚くのせると粉が浮いて見えるため、テカリが気にならない日はこの2か所を飛ばして構いません。
化粧下地とフェイスパウダーのみの日のメイク直しと紫外線の塗り直し

化粧下地とフェイスパウダーのみのメイクは、日中の直しも2品で済みます。直す場所と塗り直す時間の目安を決めておくと、夕方まで同じ状態を保てます。化粧下地とフェイスパウダーのみの日のメイク直しと紫外線の塗り直しは、次の2つです。
- 皮脂をティッシュで押さえてからフェイスパウダーを重ねる
- 紫外線防止は2〜3時間おきにフェイスパウダーで塗り直す
皮脂をティッシュで押さえてからフェイスパウダーを重ねる
昼過ぎのテカリは、フェイスパウダーを重ねる前に皮脂を取ります。メイク直しの手順は、次のとおりです。
- ティッシュを顔に当てて、皮脂を軽く押さえて取る
- 小鼻や額など崩れた部分だけ、部分用の化粧下地を指で薄くなじませる
- フェイスパウダーを、崩れた部分にだけ重ねる
皮脂を取らずにフェイスパウダーを重ねると、粉と皮脂が混ざってムラになります。乾燥で粉が浮いている場合は、ミストやバームなどメイクの上から保湿できるもので肌を整えてからフェイスパウダーを薄くのせます。
紫外線防止は2〜3時間おきにフェイスパウダーで塗り直す
化粧下地の紫外線防止効果は、時間とともに落ちます。環境省の紫外線環境保健マニュアルは、日焼け止めは手や衣類に触れたり、汗をタオルやハンカチで拭いたりすることで落ちるため、2〜3時間おきの塗り直しを勧めています。» 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」第3章
メイクの上から化粧下地を塗り直すのは現実的ではないため、塗り直しの道具はフェイスパウダーです。紫外線防止の表示があるフェイスパウダーならメイクの上から手軽にUVカット効果をプラスできると案内しています。屋外に出る予定が午後にある日は、紫外線防止の表示があるフェイスパウダーを1つ持ち歩くと、メイク直しと紫外線の塗り直しが同時に済んで便利です。
化粧下地とフェイスパウダーのみのメイクは表示を確かめて選べば平日に十分使える

化粧下地とフェイスパウダーのみのメイクは、化粧下地が紫外線と乾燥から肌を守り、フェイスパウダーがきめを整えて皮脂を吸収することで成り立ちます。ファンデーションを省いて抜けるのはカバー力と油分だけで、色ムラが気にならない日や部分的にコンシーラーで隠せる日なら、平日のメイクとして十分に使えます。
2品を選ぶときに見る項目は、以下のとおりです。
- 化粧下地の紫外線防止の表示(SPFとPA)
- 化粧下地の機能(皮脂吸着型か保湿型か)
- 化粧下地の色(ベージュ系・ピンク系・パープル系)
- フェイスパウダーの形状(プレストかルースか)
- 全成分表示での気になる成分の位置
塗るときは、化粧下地をパール粒大で5点に置いて伸ばし、フェイスパウダーは皮脂の出る部分から順にのせます。日中はティッシュで皮脂を押さえてからフェイスパウダーを重ね、紫外線防止は2〜3時間おきにフェイスパウダーで塗り直します。まずは手持ちの化粧下地にSPFとPAの表示があるかを確かめ、次の休日に店頭で足りない1品を選びましょう。